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2008/03/29

タカネルリクワガタ



昨年11月に日本で発見された『タカネルリクワガタ』。ルリクワガタ属の新種として新たに登録されるほど珍しい種類のクワガタだ。すでにネットオークションで11万から12万円という値段がついていて、乱獲を懸念した環境省は急きょ『種の保存法』に指定して保護していくということだ。

「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」というのが正式名称で、違反すれば1年以下の懲役か100万円以下の罰金だ。

マニアの気持ちはワシにはわからないが、希少だからこそ価値を見いだすのであろう。それにしても「ある山系の非常に限られた地点でしか分布が確認されていない」というほど珍しい虫。そっとしておいてやれよと思ってしまうのはワシだけではないはずだ。

珍しければ“イワシの頭”でも売買されてしまうネットオークション。一度履いた靴下まで売っているという。買う人がいるから驚きだが、ある意味社会問題なのかもしれない。

12万円とはさすが“タカネ”の花ですな。

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