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2008/10/09

ノーベル



偉大な俳優、緒形拳さんが亡くなり、NASAの探査船メッセンジャーが水星の鮮明画像を送って来た。日経平均は戦後3番目の下げ率で1万円を割り込んでしまったし、嫌煙家はタバコを千円にしないと気が済まないようだ。

そんななか、4人の日本人がノーベル賞を受賞した(内一人は米国籍)。物理学賞は南部陽一郎氏、小林誠氏、益川敏英氏の3人で、素粒子の「自発的対称性の破れの発見(南部氏)」と、「CP対称性の破れの起源発見(小林氏、益川氏)」だという。どうやら、この世界は『破れ』ているらしい。一方、化学賞の下村脩氏は、生命科学分野で不可欠な“道具”となっている『緑色蛍光タンパク質(イカやクラゲなど)』を発見したというから、こちらは『光』っている。

コーヒーに角砂糖を入れたとき、その吃水が上がるのかそのままなのか知らない凡人のワシには到底理解できる事柄ではないせよ、ノーベル賞が与えられたのだからきっとスゴいことなのだろう。同じ日本人として誇らしいし、反面、自分がしていることを思うと頭が下がる。

『破れ』ていないとこの世界は“光”だけになってしまうそうだし、破れていても光っているものもある。ニュートリノで「ゆらぎ」が観測されて、宇宙は膨張しながらも相対であって相対でないらしい。ようするに世界は『破れていて揺らいでいて膨張しながら光っているのだ!』(わけわからん)。神は言われた。「光 あれ。」こうして、光があった。(旧約聖書 創世記 第1章)

ところでノーベル賞といえばいまや「スゴい」ことの代名詞にもなっている言葉だが、あのオリンピックスポーツクラブがそうであったように、ノーベル製菓ってノーベル財団からなにかいわれないのだろうか。(いきなり話がちいさい)

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