
冬といえば「カニ」だ。タラバガニ、ズワイガニ、マツバガニ、ケガニ、といろいろある。ところで「松葉ガニ」とか「毛ガニ」は、その形状から来ている名前だとわかるのだが、「タラバ」ってなんだ?「ズワイ」ってなんだろうと思っていた。
タラバは「鱈(タラ)」が獲れる場所に生息しているから「鱈場」で、ズワイは「スワエ」が訛ったものらしい。「すわえ」とは、辞書を引くと「木の枝や幹から細く長くのびた若い小枝」とある。なるほど、ズワイも形状からきているわけだ。

他に知ったことは、国歌「君が代」に出てくる「さざれ石」とは、小さな砂利のような石のこと。歌詞の内容からすると、それが石灰石の作用などにより自然に塊になったものだそうだ。小さな小石が集まって国家を形成する。まさにローリングストーンズというわけだ。

さらに、学生服のことを「学ラン」というが、この「ラン」とは何ぞやと疑問に思っていたが、どうやら江戸時代に洋服全般のことを「蘭服」と呼んだことからきたらしい。「学生の蘭服」→「ガクラン」というわけだ。
知らないことが多すぎる。毎日が「ヘーヘーヘー」の連続だ。そんな話でもしながら忘年会でカニ鍋でもつつきたいものだ。
「おまえはもう 食っている」 「た ら ば !」