用務員ぢょんたが日々勝手なことを書き綴っています。
[用務員日誌TOP

2008/11/09

レッドクリフ Part I

2008年アメリカ・中国・日本・台湾・韓国/★★★★★★★★8点


三国志の中でも有名な「赤壁の戦い」を中心に描かれた超スペクタクルアクション巨編。周瑜(トニー・レオン)、孔明(金城武)をはじめ、曹操、孫権、趙雲、甘興、劉備、魯粛、関羽、張飛とみんなで出てきます。監督はあのジョン・ウーで、制作費ひゃくおくえーんをかけたビッグスケールです。

実はワシは、三国志を読んだことがなく、物語や登場人物も断片的にしか知識がなかったのでやや不安でした。しかし、そんな人でも大丈夫、ストーリーは大変わかりやすくしてあります。

時は奇しくも西暦208年三国時代。蜀(しょく)国が反逆と見なされ魏(ぎ)の曹操軍に攻め込まれます。敗退した蜀は、孔明の計らいで、呉(ご)と同盟を結びます。呉に対しても「反逆」という大義名分ができた魏(ぎ)の曹操は、世界征服、いや国家統一を果たすため蜀、呉の連合国に侵攻。目指すは「赤壁の砦」その数、戦艦2000隻、総勢80万。迎え撃つは連合軍のたった5万。圧倒的な兵力の差がある中ではたして勝算はあるのか! 実は曹操が侵攻する理由は、思いを寄せる一人の女性を我がものにするためでもあった。

と、ここまで盛り上がっておいて、思いっきりいいところでスタッフロールが・・・えええぇぇぇ!二部作なの?これ! しらなかった...or2

トニー・レオンをはじめ豪傑どもが、とてつもなくカッコいいです(特に関羽)。まさに血がたぎるといった感じでしょうか。まあ物語ですからどこまで史実に基づいているかはわかりませんが、とにかく男だったらぜひ観るべきです。

金城武の孔明は、イメージが違っていましたが、演技力のせいでしょうか観ているうちにすぐなれました。この人、日本国籍なんですね。日本人の父と台湾人の母をもつハーフで、日本語、台湾語、北京語、広東語、英語を流暢に話せるなんて、いったいどういう頭の構造をしているんでしょう。演技力もさることながら語学力がゆえに、いまや国際的に引っ張りだこの大スターです。

2008/11/07

著作権



著作権譲渡をめぐり詐欺容疑で世間を賑わしているK室さん、ある意味すっごーい! 中途半端じゃない、ぶっ飛んだというか麻痺した価値観が、わざわざ路地裏の100円自動販売機で缶コーヒーを買っているワシのような凡人から見ると、生きている時空の違いと神経の太さにただただ感心するばかりだ。

そもそも著作権を譲渡できる仕組みがあるからいけないんだ。その人の著作なんだからまるごと売れること自体がおかしい。著作権は一生著作者のものであって、使用権だけを売るべきだ。キティちゃんのTシャツを作りたければ、サンリオにお金を払えば使わせてもらえる。お菓子メーカーがキティちゃんチョコを作りたければ、やはりサンリオにお金を払って作るだろう。

サンリオは、あくまでも使用権を売るだけで、何人に売ってもかまわないし、決して著作権を丸ごと売ったりはしない。知的所有権や著作権のような形のないものは、考えだした人のものであって、そもそも売ったりはできないようにすれば、今回のようなややこしいことにはならないと思うのだが。

ちなみに、音楽著作権は「著作者人格権」「著作財産権」に分かれていて、財産権のほうは複製権、演奏権、公衆送信権などがあって、しかも、その権利を「音楽出版社」に預けて、さらに日本音楽著作権協会などに信託しているのだそうだ。とにかくややこしく複雑だ。

アメリカにプール付きの豪邸を持ち、東京の1等地に月210万円の高級マンションを借りていた氏は、逮捕時、ユニクロ製(990円)のズゴックがプリントされたTシャツを着ていたという。「やるようになったなK室」

2008/11/06

シャッター

2008年アメリカ/★★★★4点


タイのホラー映画「心霊写真」を落合正幸監督がハリウッドでリメイク。以前日本で仕事をしていたことのあるプロカメラマンのベンは、新妻ジェーンとアメリカで結婚式を挙げたあと、ハネムーンと仕事を兼ねて再び日本へ。深夜、ジェーンが運転する車が、突然目の前に現れた女性を轢いてしまった・・・はずだったが、遺体はなく事故の形跡もない。それをきっかけに二人の周りで次々と起る不気味な出来事。

正直いってあまり怖くないです。なんか、昔の恐怖ドラマのような雰囲気があります。内容が無いよーというか、演出がチープというか、椅子に座った人の肩をつかむと、ミイラの首がガクッとなってってぇ、いまどきインディーズ作品でも使わないでしょ。(ミイラ化するまでほったらかしの家の玄関開きっぱなしだし)

奥菜恵という女優さんが幽霊役で熱演しています。また、山本圭が霊能者役でほんのちょっと出演しています。さらに宮崎美子が出演しているはずなのですがどうやらカットされたようです。舞台は最初と最後だけがアメリカで、あとはほとんど日本です。その点は親近感が持てておもしろかったです。+1点。英語がやけに流暢で、日本語が片言の日本人にバンザーイ!

2008/11/04

チーム・バチスタの栄光

2008年/日本/★★★★★★6点


現役の医師、海堂尊の同名小説の映画化。バチスタ手術とは、延びてデカくなってしまい、うまく機能しない心臓の一部を切り取り、その分つめて小さくするというもの。一度心臓を止めるため危険がともない非常に難しい手術とされる。その難しい手術を26回連続で成功させて来た「チームバチスタ」。しかしその後、連続で3回失敗してしまう。手術は成功例と同じように完璧だったのに、術後なぜか患者の心臓は再び鼓動することはなかった。

医療ミスなのか偶然か、あるいは故意によるものなのか。その調査を依頼された神経内科講師の女性医師(竹内結子)は、厚生省から派遣された役人(阿部寛)と共に術死の謎に迫る。大病院を舞台にした医療ミステリー。手術中、むき出しの心臓が何度も出てきます。あれはいったいどうやって撮影しているのでしょう。グロいといえばそうですし、神秘的といえばそんな気もしますが、それにしてもリアルです。

全体的なイメージとしては「出来のいい火曜サスペンス」といった感じでしょうか。劇中、阿部寛の食事を見て竹内結子が「うどんとそばを一緒に食べておいしいんですか?」という問いに阿部が「うどんをおかずにそばを食べてるんです」と答えるセリフには笑いました。

2008/11/03

自虐の詩

2007年/日本/★★★★★★6点


業田良家原作の4コマ漫画を中谷美紀、阿部寛らが熱演。薄幸なヒロインと元ヤクザが織りなすコミカルでハートウォーミングな物語。一番のみどころの「ちゃぶ台返し」が笑えます。

2008/11/02

ツンデレ




ワシはアニメが好きだ。映画とアニメが手元にあるとついアニメのほうを観てしまう。何よりも気楽に観れる気がするのだ。おそらくアニメで育った最年長世代ということも理由のひとつかもしれない。だからといってオヤジオタクでは、決してない(キッパリ)。同年代のオヤジたちよりちょっとだけ理解があるに過ぎない。

少し前から「ツンデレ」という言葉が流行っている。これは極端に気温が低く植物などが育ちにくい地域の・・・すいません。ツンツン、デレデレの略で、普段は勝ち気な性格だが、ある条件下ではしおらしくなってしまう性格で、いわゆるオタク用語を起源とする。

その代表格は、ワシが知っているかぎり『ゼロの使い魔』の(ルイズ)であり、『灼眼のシャナ』の(シャナ)である。『涼宮ハルヒの憂鬱』の(ハルヒ)もそうかもしれない。しかもこの3キャラクターは、性格ばかりか顔までよく似ているのだ。若者が見れば「ぜんぜん違う!」というだろうが、普通のおじさんおばさんには見分けがつかないだろう。

「ちっちゃくて強くて元気、ときどきしおらしくなる」そんな女の子がいまの若者の理想の女性像なのかもしれない。

2008/11/01

名探偵コナン ─戦慄の楽譜(フルスコア)─

2008年日本/★★★★★★6点


今回は音楽家絡みのお話。いつもは出向いた先で事件が起るという、偶然とは思えないほどの都合の良い展開を見せるわけですが、今回は事件が起ってからコナンが首を突っ込んでいますから自然といえば自然です。音楽アカデミーでピアノが爆発して練習中の2人が死亡、1人が大けがをします。そしてさらに次々と、そのアカデミーの生徒が・・・

単行本の1話をおもーいっきり引き延ばしたような若干盛り上がりに欠ける内容でした。驚くべきトリックがあるわけでもなく、激しいアクションがあるわけでもなく、新一の名推理が冴え渡るわけでもなく、まあ比較的おとなしい部類ではなかったかと思います。(人が4人も死んで建物が23回も爆発してかああああぁぁぁ!)

しかしなんですな、こうなってくるともうほとんど水戸黄門状態で、毎回安心して楽しんで観ていられます。キャラクターが歳をとらない設定は連続ものだからしょうがないとしても、そろそろ蘭と新一は、時々は逢えるようにしてやったらいかがでしょうか(以前、灰原が解毒剤の試作品を作ったようですし、あれを少し発展させればよろしいかと)。でないと、蘭がちょっとかわいそうです(てゆうか、いい加減気づくだろ)。

ちなみに主題歌は、ZARDの「翼を広げて」です。