2008/11/07
社 著作権
著作権譲渡をめぐり詐欺容疑で世間を賑わしているK室さん、ある意味すっごーい! 中途半端じゃない、ぶっ飛んだというか麻痺した価値観が、わざわざ路地裏の100円自動販売機で缶コーヒーを買っているワシのような凡人から見ると、生きている時空の違いと神経の太さにただただ感心するばかりだ。
そもそも著作権を譲渡できる仕組みがあるからいけないんだ。その人の著作なんだからまるごと売れること自体がおかしい。著作権は一生著作者のものであって、使用権だけを売るべきだ。キティちゃんのTシャツを作りたければ、サンリオにお金を払えば使わせてもらえる。お菓子メーカーがキティちゃんチョコを作りたければ、やはりサンリオにお金を払って作るだろう。
サンリオは、あくまでも使用権を売るだけで、何人に売ってもかまわないし、決して著作権を丸ごと売ったりはしない。知的所有権や著作権のような形のないものは、考えだした人のものであって、そもそも売ったりはできないようにすれば、今回のようなややこしいことにはならないと思うのだが。
ちなみに、音楽著作権は「著作者人格権」「著作財産権」に分かれていて、財産権のほうは複製権、演奏権、公衆送信権などがあって、しかも、その権利を「音楽出版社」に預けて、さらに日本音楽著作権協会などに信託しているのだそうだ。とにかくややこしく複雑だ。
アメリカにプール付きの豪邸を持ち、東京の1等地に月210万円の高級マンションを借りていた氏は、逮捕時、ユニクロ製(990円)のズゴックがプリントされたTシャツを着ていたという。「やるようになったなK室」
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