2008年/日本/★★★★★★6点
現役の医師、海堂尊の同名小説の映画化。バチスタ手術とは、延びてデカくなってしまい、うまく機能しない心臓の一部を切り取り、その分つめて小さくするというもの。一度心臓を止めるため危険がともない非常に難しい手術とされる。その難しい手術を26回連続で成功させて来た「チームバチスタ」。しかしその後、連続で3回失敗してしまう。手術は成功例と同じように完璧だったのに、術後なぜか患者の心臓は再び鼓動することはなかった。
医療ミスなのか偶然か、あるいは故意によるものなのか。その調査を依頼された神経内科講師の女性医師(竹内結子)は、厚生省から派遣された役人(阿部寛)と共に術死の謎に迫る。大病院を舞台にした医療ミステリー。手術中、むき出しの心臓が何度も出てきます。あれはいったいどうやって撮影しているのでしょう。グロいといえばそうですし、神秘的といえばそんな気もしますが、それにしてもリアルです。
全体的なイメージとしては「出来のいい火曜サスペンス」といった感じでしょうか。劇中、阿部寛の食事を見て竹内結子が「うどんとそばを一緒に食べておいしいんですか?」という問いに阿部が「うどんをおかずにそばを食べてるんです」と答えるセリフには笑いました。
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