2008/03/31
理 マングース?【続報】
昨日の謎の生物はどうやら『ハクビシン』らしい。日本に生息する唯一のジャコウネコ科の動物で、もともと日本にいたのか外来種なのかはっきりしないということだ。植物食中心の雑食性で果実が好物とか。そのため果樹園など農作物の被害も絶えないそうで、要は害獣ということだ。
繁殖力もかなり強く、農家では年間かなりの数を駆除しているらしい。夜行性だがそれほど人を怖がらず、特に子どもの頃は人なつっこく愛らしいそうだ。屋根裏に住み着いてしまって困っている人もいるということだし、可愛いからと餌をあたえて飼っている人もいるというから、なんとも微妙な問題だ。
そういえば先日、近くの公園で昼飯を食べていたら、ハトがいたのでパン屑をやってみた。すると、どこからともなくどんどんあらわれて「餌をよこせ」と手の上にまでのってくる始末。面白がってしばらくやっていて、ふと見ると「ハトに餌をやらないでださい」という看板が。。。野生と人類の共存は難しい。
轢かれてしまったハクビシンくんの遺体がまだ放置されていたそうで、写真を送ってくれた。※グロいので注意 こちら
2008/03/30
理 マングース?!
『娘夫婦が実家のそばで謎の生物を目撃!』 深夜帰る途中、車の前を横切ったという。ライトに照らされても気にする様子もなく、2匹でじゃれあうように反対側の民家の庭先に入っていったのだそうだ。
大型の猫くらいの胴体で尻尾まで入れると全長1メートルくらい。薄茶色の体毛で顔は獰猛そうで可愛くないらしい。近い動物をネットで調べてみるとどうやら『マングース』ではないかということだ。フェレットやイタチ、カワウソなども写真をみてみたが、あきらかにちがうそうで、どうやら本物のマングースという線が濃い。
さらにその2日後、わが家から少し離れた道路で車にひかれた、その“マングースっぽい”動物の死体まで目撃したという。よく見るために車から降りて、すぐそばまで寄って確認したというからまちがいないだろう。(先の2匹より小型だったそうだ)
それにしても日本では動物園以外には沖縄にしか生息していないといわれるマングース。町なかで繁殖しているとなると大変な問題だ。そうとう獰猛で雑食性らしいから生態系を崩しかねないし、特有の病気を持っていないとも限らない。事実確認が急がれる。
2008/03/29
理 タカネルリクワガタ
昨年11月に日本で発見された『タカネルリクワガタ』。ルリクワガタ属の新種として新たに登録されるほど珍しい種類のクワガタだ。すでにネットオークションで11万から12万円という値段がついていて、乱獲を懸念した環境省は急きょ『種の保存法』に指定して保護していくということだ。
「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」というのが正式名称で、違反すれば1年以下の懲役か100万円以下の罰金だ。
マニアの気持ちはワシにはわからないが、希少だからこそ価値を見いだすのであろう。それにしても「ある山系の非常に限られた地点でしか分布が確認されていない」というほど珍しい虫。そっとしておいてやれよと思ってしまうのはワシだけではないはずだ。
珍しければ“イワシの頭”でも売買されてしまうネットオークション。一度履いた靴下まで売っているという。買う人がいるから驚きだが、ある意味社会問題なのかもしれない。
12万円とはさすが“タカネ”の花ですな。
2008/03/27
映 カウボーイビバップ
(1998日)★★★★★★★★8点
サンライズ制作のアニメ、全26話+劇場版『天国の扉』。
10年前の作品だが、かなり面白かったのでまたあらためて観ている。2071年の太陽系を舞台に4人の賞金稼ぎたち(+一匹)が活躍する物語。独特の世界観、キャラクターの個性、洒落た演出、ウィットにとんだ台詞、よくできたストーリー、粋な音楽と、どれをとってもサイコーのエンターテイメントSF活劇です。
位相差空間など最先端の科学考証が出てきたかと思うと、インデアンの占い師や雑多なアジア系の街並など、不思議でしかも現実的な世界がふんだんに出てきて、それだけでも十分楽しめます。
初回放送当時、全26話中12話と総集編しか放映されておらず、しかも暴力表現や性的表現がかなり修正・カットされているそうです。これはその頃、青少年のナイフを使用した暴力事件や、ポケモンショックによってテレビの規制が強まったためで、大変残念なことです。
どんな作品にせよそのときの時代背景が影響しているんですね。
ちなみに主人公のスパイク・スピーゲルのモデルは松田優作です。ブルース・リーを師と仰ぐ設定になっていて、劇中、有名な台詞『水のようになるんだ』も出てきます。
サンライズ制作のアニメ、全26話+劇場版『天国の扉』。
10年前の作品だが、かなり面白かったのでまたあらためて観ている。2071年の太陽系を舞台に4人の賞金稼ぎたち(+一匹)が活躍する物語。独特の世界観、キャラクターの個性、洒落た演出、ウィットにとんだ台詞、よくできたストーリー、粋な音楽と、どれをとってもサイコーのエンターテイメントSF活劇です。
位相差空間など最先端の科学考証が出てきたかと思うと、インデアンの占い師や雑多なアジア系の街並など、不思議でしかも現実的な世界がふんだんに出てきて、それだけでも十分楽しめます。
初回放送当時、全26話中12話と総集編しか放映されておらず、しかも暴力表現や性的表現がかなり修正・カットされているそうです。これはその頃、青少年のナイフを使用した暴力事件や、ポケモンショックによってテレビの規制が強まったためで、大変残念なことです。
どんな作品にせよそのときの時代背景が影響しているんですね。
ちなみに主人公のスパイク・スピーゲルのモデルは松田優作です。ブルース・リーを師と仰ぐ設定になっていて、劇中、有名な台詞『水のようになるんだ』も出てきます。
2008/03/25
家 はっぴーばーすでーワシ
2008/03/24
映 プレステージ
2008/03/23
放 スカッとさわやか♪
コカコーラの『iTunesミュージックプレゼントキャンペーン』が再び開催中だ。今回はなんと“1本に1曲必ずもらえる!”のだ。ワシも買わなくてはと思っていたら、なんとマンガンさんが5本まとめてプレゼントしてくれた。どうれしいジャマイカ♪ コーラが5本、ミュージックが5曲で金額になおせば、1750円相当なのだから!
前回は1人10曲までで的中率の高い抽選だったのだが、今回は1人5曲で必ずもらえる。“必ずもらえる”なんといい響きだ。まるで、自分の買った逃げ馬がゴール前20mで他を20馬身離して独走しているときのような、あるいはパチンコで変動開始直後に確定予告が出て、長いリーチを安心して見ているときのような。。。(ギャンブルばかり)。
ところが、いざもらおうとするとこれがなかなか決まらないのだ。以前から欲しかったマニアックな曲がストアにはなかったり、逆にあれもこれも欲しくなったりとたいへん悩ましい。まあ、来月いっぱいあるのでゆっくり決めさせてもらうとしよう。
2008/03/22
理 ウロコフネタマガイ
漢字で書くと「鱗船玉貝?」なのだろうか。見たこともない貝が紹介されていた。巻貝の一種で全身が文字どおり“鉄の鱗”で覆われている。事実、その体の成分は「硫化鉄」でできていて、世界に一種しかいないたいへん珍しい生物なのだそうだ。
2001年にアフリカ大陸の右のほう、モーリシャスの東南東の深海で発見された。この海域は、アフリカプレート・オーストラリアプレート・南極プレートが接する“ロドリゲス海嶺三重点”という特殊な環境の場所で、他にも希少な生物の宝庫だという。
2006年に日本の『しんかい6500』による探査がおこなわれ、掃除機のような機械で184個も採取して船上で飼育を試みたらしいが3週間くらいで皆死んでしまったそうだ。よくわかっていない生体なのだから調べるにせよ“少しにしておけよ”といいたくなる。
体に金属を合成する生物がいるんだから、ひょっとすると体が金でできているカニとか、イボイボがダイヤモンドでできたナマコとかいても不思議じゃない。(おらんて)
2008/03/21
映 アポカリプト
2008/03/20
コ とんでもiPhone
2008/03/19
2008/03/14
社 為替
円高だ。株や為替がえらいことになっている。きょうは一瞬、1ドル/100円を切ってしまった。円の数字が下がるのになぜ“円高”というのだと思っているような単純なワシはハッキリいって経済に詳しくない。日本で作ってアメリカに売るもの(輸出)が売れなくなり、原料などのアメリカから買うもの(輸入)が安くなったのだろうぐらいにしか思えない。だから全体でどうなっていくのかということを想像できないのだ。
そもそも“円高”というからいけないのだ。紛らわしいことこのうえない。高いとか安いとか言わずに、いっそのこと“ドルダメ”というべきだ。
ワシのように円高が理解しにくい人はこう考えればいい。ここはアメリカです。いまここに10円玉があるとしましょう。この10円玉は日本では10円の価値があるが、ここアメリカではただの外国のコインだと思ってください(円という通貨を忘れてください)。
このお店にはたくさんの外国のコインが売ってます。この日本のコインは、きのうまで【12枚で1ドル】という値札が付いていました。でも仕入れが値上がりしてしまったので店主はしかたなく、そのコインの値札を【10枚で1ドル】に変えました。そうですそのコインの値段が上がったのです。円が高くなったというわけです。わかりやすいですねー。
本当は、円の価値が上がったんじゃなくて、ドルの価値が下がったんだけど、いま世界的にサブプライム問題や石油高騰で景気後退が懸念されている。ここらで一発コロニーでも落として地球人の目を覚まさせてやるべきなんじゃないだろうかフリーメイソン。日銀の総裁なんて誰だっていいから、とっととキメ太郎。
そういえば大昔は1ドル360円と決まっていたんだよなぁ、、、
2008/03/13
映 紀元前1万年
2008/03/12
社 パチンコ
ワシはパチンコが好きだ。だが単身赴任してからこのかたほとんど行く機会がなくなってしまった。パチンコだけでなく以前は競馬にハマっていたこともあり、ギャンブル全般が好きなのかもしれない。“ようするに楽してお金を儲けたい”というフトドキな気持ちで欲に目がくらんでやってしまうわけだ。
それゆえ勝っているときは時間も惜しんで出かけるが、負け始めると“勝てる気”がしなくなりプッツリと行かなくなってしまう。まあ、ちょうどいい“たしなみ方”なんじゃないだろうか。
そのパチンコ業界はこのところ下降線をたどっており、倒産する店も相次いでいるそうだ。
たしかに大昔(数十年前)とくらべるとギャンブル性が高くなり、調子が悪いときは数十分で福沢諭吉が飛んでいく。もちろん勝つときも何十万になったりするものだから、仕組みのわかっていない年寄りなどは熱くなってしまいヘソクリをどんどんつぎ込んで興じているわけだ。
いままで吸い取り過ぎたのだから“いい気味だ”とおもわなくもないが、ファンとしてはちょっと寂しい限りだ。パチンコ機やスロット機はたいへん高価で1台何十万円もする。それを客が払っているわけだ。機械代や人件費、その他さまざまな経費がかかるので、店のほうとしてはあまり出すことができなくなる。「出さない→勝てない→行かない→出せない」という悪循環だ。
夢のような楽しいひとときはそう続くものじゃない。
写真は新しいパチンコ機「CR宇宙戦艦ヤマト」。ささきいさおや森ユキもいるぞ。波動砲を発射すれば激熱!(たぶん)
2008/03/10
社 ライス国務長官
2008/03/08
理 大気圏再突入
以前から疑問に思っていたのが「大気圏突入」。なぜ、すさまじい速度で落ちてくるのか?それゆえ空気との摩擦熱が生じてほとんどの材質が燃え尽きてしまう。だんだんと高度を下げながら、もっとゆっくりと降りてくれば、そういう状態にはならないんじゃないだろうか。
じつはそうはいかないらしい。ご存知のように空気にも重さがある。1立方メートル1.225kgぐらいだ。だから重力にひかれて地球表面に溜まっている。ただし気体なので池の水のようにタプタプになっているわけではなく、地表から離れれば離れるほど希薄になっていって最後にはなくなってしまう。だから大気壁ではなく“大気圏”なのだ。
たとえばハンカチを大気圏で放り出すと、ゆっくりと落ちてゆく。これは重力が少ししかおよんでいないためで、ハンカチにかかる重力が増してきて、落ちるスピードが速くなってもまだ空気が薄く、空気抵抗が少ないので、どんどん速度が上がってしまう。やがて空気の密度が急に濃くなったときには、相当なスピードになっていて大気の圧力と摩擦熱によって燃え尽きてしまうというわけだ。
だから、空気の密度が濃くなる地点まで重力に逆らって上に向かって飛ぶ力があるものならゆっくり降りてこれるが、そんなものはロケット噴射くらいしかない。酸素が少ないところではジェットエンジンもスカスカなのだ。スペースシャトルだって飛んでいく時はロケット噴射の助けを借りて宇宙に出るし、大気圏に突入する時の速度はマッハ20、機体表面温度は1,500度以上だそうだ。
それでも大気圏に対して斜めに(ゆるい角度で)侵入すると多少軽減されるというのはなんとなくわかるような気がする。じっさい使用済みの人工衛星はあえて突入角度を深く取り、地表に落下する前に燃え尽きるように落とすらしい。
ちなみに旅客機などの飛行機の高度はだいたい1万メートル。なぜそんなに高いところを飛ぶのかというと、燃料効率の関係らしい。高度が低いと空気抵抗が大きく、高すぎると酸素が薄くてエンジン出力が必要になる。ちょうどいいのが1万メートルとのこと。
「地球での自由落下というやつは、言葉でいうほど自由ではないのでな」
【レポート】宇宙から紙飛行機を飛ばしたい - マッハ7への挑戦
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/01/30/aircraft/
2008/03/06
放 ちょっと欲しいかも
2008/03/03
理 季節
3月になりずいぶんと暖かくなってきた。街を歩く人もコートを着ている人はほとんどいない。あと3週間もすると桜前線が北上してくるだろう。日本の四季はとりわけ美しい。その季節に飽きたころ次ぎの季節がやってきて、懐かしいというか新鮮というかとにかく具合がいい感じだ。
ところで、なぜ北半球と南半球では季節が逆なのかご存知だろうか。誰でも知っているように地球は太陽の周りを1年かけて一周している(若干ずれるが)。ただし正確には真円ではなく少し楕円だ。太陽との距離がもっとも近くなる日を“近日点”といい、その距離1億4710万km。逆にもっとも遠いところが“遠日点”で、1億5210万km。その差、500kmというわけだ。
だから太陽との距離が近いとき夏だとおもいがちだが、それでは北半球と南半球の季節が逆なのを説明できない。一般的に太陽エネルギーの放射量は距離の二乗に反比例するといわれる。当然遠くなればなるほどエネルギーは少なくなり寒くなるのだが、実は地球自体が傾いたまま太陽を周っているので、それで太陽からの距離に差が出て、季節が逆になってしまうのだ。傾きは23.5度。そうとう斜に構えていると言っていいだろう。(図参照)
ただし、近日点と遠日点の距離の差500kmも無関係ではない。じっさい、このところの近日点は1月の初めで、遠日点は7月の初め。すこしではあるが夏の暑さ、冬の寒さを緩和してはいるのだ。
ちなみに地球の直径は12,756kmで、太陽は1,392,000km。100分の一以下だ。平均距離は149,597,870kmというから太陽100個分以上も離れている。イメージで例えると、太陽がソフトボールだとすると、そこから10m離れて1mmの砂粒が地球というわけだ。さらにもし砂粒一個分内側を公転していたら、おそらく海の水は蒸発して生物が棲める環境ではないのかもしれない。なんともまぁ微妙な関係だ。
とはいえ、オゾン層を破壊したり、二酸化炭素をバンバン排出してその微妙なバランスを崩そうとしているのは、とうのわれわれ人類だったりするわけだからあきれてしまう。しかも「自分が生きている間くらいは桜は見れるだろう」などとタカをくくって、こんなことを書いているワシは相当な人でなしで、地球に寄生しているアメーバみたいなものだ。
2008/03/01
理 惑星X
一昨年前、冥王星が惑星から降格されて太陽系の惑星は8つになってしまった。それが先きごろ神戸大などの研究で、かねてから噂のあった『惑星X』は、本当に存在するという計算結果を導き出して話題をよんでいる。
ワシの愛読書(睡眠薬?)、飛鳥昭雄/三神たける/著の「ネオ・パラダイムシリーズ」では、以前から写真まで公開して紹介されていた惑星X(コードネームNOX)。驚くことにNASAが打ち上げた「ボイジャー1号」がすでに到達しているという話だ。
冥王星より遠くにある太陽系の天体としては2003年に発見されたセドナ(小惑星)や、2005年に発見されたエリス(準惑星)がある。【写真左からセドナ、エリスの想像図】
セドナは直径約1,180〜1,800km、近日点距離約76AU、遠日点距離約893AU、公転周期10,667年と、地球の10分の1ぐらいの大きさで、超楕円軌道で太陽の周りを回っている。
エリスは直径約2400km、近日点距離約38AU、近日点距離約98AU、公転周期557年で、セドナの倍ほど大きくこちらもかなり楕円軌道だ。
※AU=天文単位(太陽から地球までの平均距離=1AU)
一方、惑星Xは地球と同じくらいの大きさといわれており、公転周期は1000年。発見されれば文句なく「太陽系第9番惑星」だ。(写真右が惑星Xの想像図)
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