2008/03/22
理 ウロコフネタマガイ
漢字で書くと「鱗船玉貝?」なのだろうか。見たこともない貝が紹介されていた。巻貝の一種で全身が文字どおり“鉄の鱗”で覆われている。事実、その体の成分は「硫化鉄」でできていて、世界に一種しかいないたいへん珍しい生物なのだそうだ。
2001年にアフリカ大陸の右のほう、モーリシャスの東南東の深海で発見された。この海域は、アフリカプレート・オーストラリアプレート・南極プレートが接する“ロドリゲス海嶺三重点”という特殊な環境の場所で、他にも希少な生物の宝庫だという。
2006年に日本の『しんかい6500』による探査がおこなわれ、掃除機のような機械で184個も採取して船上で飼育を試みたらしいが3週間くらいで皆死んでしまったそうだ。よくわかっていない生体なのだから調べるにせよ“少しにしておけよ”といいたくなる。
体に金属を合成する生物がいるんだから、ひょっとすると体が金でできているカニとか、イボイボがダイヤモンドでできたナマコとかいても不思議じゃない。(おらんて)
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