2008/11/19
映 神霊狩/GHOST HOUND
Production I.G20周年記念として制作されたアニメーション作品。全22話。
九州のとある町を舞台に3人の少年と1人の少女の周りで起る不可解な出来事を、現世や幽世などの霊的世界と、それを脳科学やシャーマニズムなどの精神医療的検知からも説明している、とにかくやたら小難しく、それでいて素朴な感じのする「オカルトサイコホラー都市伝説」とでもいいましょうか。
そういった内容だけあって大変興味深かったですが、ただし、5話以上観ないと話が見えてきません(ワシは10話までよくわからなかった)。それゆえ、バラバラの話がつながってくると、ついのめり込んで観てしまいました。ラストも上手に締めくくっていて、なかなかの作品だと思いました。
なにが一番おもしろかったって、それは毎回最後の予告っぽい部分に入るナレーションです。
----訓練すれば、人は自由に夢の中で行動できるのだという。しかしフランシス・クリックは夢の解釈について、大脳新皮質に記録された無意味な記憶を消去するためのもので、意味などないと断じている。クリックにとって人の意識は脳内に起っている40ヘルツの共鳴現象でしかない。夢、夢のかたち、夢の世界、幽世(かくりよ)----
フランシス・クリック(1916年-2004年)イギリスの生物学者。DNAの二重螺旋構造の発見者。
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2 件のコメント:
知ってました?どうやら攻殻機動隊と繋がりが有るらしい・・・鈴木誠一が殿田三羽烏と呼ばれる人物もしくは組織と連絡を取るシーンがあるが、殿田は攻殻シリーズで荒巻課長の師にあたる人物の名字である。(荒巻は殿田塾三羽烏の一人であった。)wikipedia参照だって・・・
へー、そうだったのかぁ。そういえば『タチコマ』にそっくりなロボットも出てきました。
その攻殻機動隊はハリウッドで3D実写化だそうですね。(3D実写って意味がよくわかりませんが...)
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