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2008/11/25

ジュラシック・プラネット

2006年アメリカ/★★★★4点


冒頭、いかにも作り物っぽい宇宙船が惑星を背景に通過していきます(思えばこの時点で気づくべきだったのです)。SOS信号を受信してスタートレックのような転送で謎の惑星に降り立った一団。なぜか中世ヨーロッパのような町並みだ。兵士、科学者、医者らはこれからこの星の調査に入るらしい...と、いきなり恐竜が登場して、おいおい隊員の一人が食われてるよ。



恐竜のアップは作り物で、全身のシーンはCGなのだが、これが45年前の『アルゴ探検隊の大冒険』並のちゃっちい動き。「いまどきテレビゲームだってもう少しよく出来てるぞ」と突っ込ませるのが狙いとしか思えないほどの軽い恐竜は、リアル時と色まで違う。+1点。



そうこうしているうちに、謎の神殿にたどり着き、この星の本来の住人「カマキルゲ」登場! しかし星の過去を語ったのち、さっさと死んでしまう。どうやら隊員たちは実験のため(なんの?)、母船の艦長だか提督だかにハメられたらしい。爆薬数発で火山が噴火して地下の恐竜たちも壊滅させたが、生き残りが襲ってくる。隊員たちははたして無事帰還できるのか!

最初に転送してきた際、いなくなったという科学者たちの話はいっさい出てこないし、転送できるほど科学が進んでいるわりには武器はいまと変わらない自動小銃だし、なにかと突っ込みどころ満載の超B級映画でしょう。(エンドロールにNG集まであったので受け狙いで作っていると思われます)

アルバトロス系と違い、パッケージと内容がちゃんと一致していますので安心してご覧ください。

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