用務員ぢょんたが日々勝手なことを書き綴っています。
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2008/11/13

うるさ〜い



午前10時ごろ、仕事で徹夜明けだった。このところ不眠症ですぐ眠りにつけないため、病院へいってちょっとした安定剤を処方してもらったワシだが、さすがにきょうは必要ないだろうと思い、薬は飲まずに布団に潜り込んだ。しばらく本を読んでいたら意識がなくなりかけたので、そのまま眠ってしまった・・・はずだった。

キーガーッ、ガチャガチャ「千代田区のみなさま、おはようございます!日本共産党の○○かずこでございます!」けたたましい拡声器の声で、一瞬にして現実に引き戻された。ゲッ、街頭演説だ。頭まで布団をかぶり無視して寝ようとしたが、スピーカーの音はいつになく響いてまったく寝られない。「自民党のばらまきを許すな! そんなお金は欲しくない(欲しいし)、消費税アップ反対!」自動車の騒音やビル工事の音ならガマンできる。なまじ日本語で意味があるので頭に入って来てしまって眠るどころか、どんどん目が覚めてしまう。

怒りでベランダからものを投げつけたくなる衝動にかられながら起き出し、トイレにいって冷たい水を飲んで、タバコを1本吸った。頭がボーッとして体がだるい。それから薬を飲み、再び横になった。30分くらいだっただろうか「みなさまお騒がせいたしました、ご清聴ありがとうございました」の声で街頭演説は終わり、ワシもいつしか眠りについた。

人は殺意をおぼえるときがあるという。もちろんこの程度のことで暴れだしたりしないが、これが毎日だったら、さすがに文句のひとつもいいたくなる。度重なるストレスや虐待から、衝動的あるいは心神喪失によって事件を起こす人の気持ちがほんの少し分かったような気がした。

ひとつ確かなことは、ワシはどんなことがあっても日本共産党に入れることはないだろう。

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