2008/09/02
社 ローゼン麻生
福田首相が辞任を表明した。1年足らずの任期だったが「え?なにかした?」という感じで、むしろ経済がより不安定になったことくらいしか印象に残っていない。親子共々あまりパッとしない総理大臣だったというと言い過ぎだろうか。(米景気後退や石油高騰ほか様々な問題が重なり運が悪かったとしかいいようがない)
で、次期総裁候補にあがっているのが、名言、暴言で有名な『麻生太郎氏』。この人の漫画好きは有名で、空港でローゼンメイデンを読んでいるところを目撃されたことから『ローゼン麻生』の異名を持つほどのコミック好きらしい。事実、テレビの個人事務所の書斎でのインタビューでは、マガジン、ジャンプ、サンデー、チャンピオン、ビッグコミック、オリジナル、モーニング、ヤングジャンプ、ヤングサンデーと、すらすらいいながら「この辺は読みますね」と答えている。
秋葉原で何度も街頭演説をしたり、「(2ちゃんねるは)なまじの新聞記事よりよっぽどいいところを突いている」「自分もときどき書き込む」などと、かなりオタク寄りの行動で若者の人気を得ている。実際、書斎にはゴルゴ13のフィギアやコミックス、マリリン・モンロー(ファンらしい)のポスターやグッズもあったりして、67歳とは思えないほどのオタクぶりだ。
単に人気取りが目的でオタクの肩を持てば、マンガとかアニメに拒否反応を示す年配たちの票を失うことになるのでおそらくヤラセではないだろう。具体的には2007年に『国際漫画賞』という海外の漫画家を対象としたマンガのノーベル賞みたいなものを作ったり、核拡散防止条約の準備委員会では『はだしのゲン』の英訳版を加盟国に配布させたり、「子供向けポルノコミック等対策議員懇話会」を結成し、会長だったりもする。
どうやら純粋に日本文化としての漫画や、今後のコミュニケーションの場としてのインターネットを十分理解している人物のようだ。もちろん漫画だけじゃ政治はできないが、いままでにない一風変わった人だとは思う。かの佐藤栄作がそうであったように総裁選に3度破れ、4度目にやっと首相の椅子を獲得、その後、国民の人気を集めて長期政権を築く、そんな展開にワシは期待する。こんな時代、どのみち誰がやっても同じならちょっとぶっ飛んでるくらいのほうが話題性があって起爆剤になるかもしれない。周りの顔色ばかりうかがっている人間よりハッキリものをいう人のほうが裏がなくて信用できると思うのだ。(終わっとれば下ろせばいい)
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2 件のコメント:
“だめもと”という言葉があるが、今回それでいい。
言われる通り今現在誰がやっても今の体制下では大きく変わる事はない、ならいっそう!
少なくても注目されるだろうし、若い連中も興味を示すだろう、少なくても今までよりは・・。
それで要求や文句をどんどん上に言えば良い、そこで知る義務と権利・・。
思う様にはいかんか┐(´-`)┌
とにかく何かを壊してくれ、凝り固まったジジイたちの常識では今は通用しないんだ!
なんかこれって、ドラマ・CHANGEと被るなー
製作時シナリオの一部を自民党が・・・なんて噂があったけど、あながちウソではなかったのかも?
みなさん名声欲が盛んなようで、おばちゃんをはじめいろいろ出馬するようです。
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