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2008/09/26

一期一会

1994年アメリカ/★★★★★★★★★9点


弟67回アカデミー賞 6部門。名作と言われる作品なのになぜか観ていませんでした。特にどこがどうとかいうわけでもなく、淡々と展開していく物語の中に、多くのメッセージを感じました。人生とは、愛とは、生きるとは、死ぬとは、戦争、人種差別、運命、いろいろなことがぎっしり詰まっています。ストリー自体はご都合主義とか、あり得ないとかいえなくもないですけど、フィクションだからこれでいいんです。

当時としては相当お金のかかった合成技術を駆使しての映像は見事でした。通常「それから○年」などとテロップだけで済ましてしまうところを、実在の有名人の映像と合成しての「この頃」という表現で時間の経過を伝えている部分には感心しました。

「こうすべきだ」という押し付けがましい部分が全くなく、終止自然体です。ワシごときが、とやかく評価するべきではない作品でしょう。うれしいこと、悲しいこと、人生はまさに「一期一会」だとつくづく感じさせられました。

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