2008/05/07
社 Uターン
再び東京へ戻ってきた。ひかり号で1時間20分、光の速さとはいわないが、さっきまで愛知にいたワシは2時間後には千代田区の吉野家で牛丼を食っていた。なんとも不思議な感じだ。
心地よい気候なので部屋までの3キロの道のりは歩くことにした。Uターンラッシュで混雑していた東京駅とは裏腹に、丸の内のオフィス街や皇居周りは、人通りもほとんどなく、高層ビルの明かりも消えてどことなく物悲しい雰囲気だ。
まるで青木ヶ原の樹海に紛れ込んだ自殺志願者のようにトボトボと歩きながらいろいろなことを考えた。この誰もいない空間が、明日になればスーツ姿の人々でアリのように溢れかえるのかと思うと、なんか滑稽でもあり、エネルギッシュでもある。どうしてそうまでして東京にしがみついているのかワシにはわからないが、とりあえず自分もあしたから頑張らねばと思いながらも、東京はあまり好きになれないワシだった。
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