2008/08/05
家 騒々しい夏の夜
関東地方は夕方から大雨洪水警報が発令されていた。夜10時ぐらいだったろうか、にわかに大粒の雨が降り出し、瞬く間に街はバケツの水をひっくり返したような有様になった。空のいたるところでカミナリが鳴り響き、目の前でも巨大な血管のような青白い稲光が何度も激しく光って、その度に爆撃音とも思える轟音でビルごと振動していた。
騒々しいなぁ。それでなくとも先ほど4、5軒隣りのビルでボヤがあったらしく、消防車が10台くらい来ていて近所はお祭り騒ぎだったのに、やっと治まったと思ったら今度はカミナリだ。
仕事にも詰まってしまったので気分転換にシャワーを浴びて、風呂場から出てきたらなぜか部屋が涼しくない。リモコンで設定温度を下げて、パソコンの前に座って待っていても一向に涼しい風が出てこない。おかしいなぁと思っていると、ついに吹き出し口が閉じてしまい停止してしまった(おいおい、マジかよ)。しょうがないので一旦コンセントも抜いてしばらく休ませて、再び電源を入れたら動き出した、が、やはり風は涼しくならない。室外機を点検してみると回っていない。(カミナリでやられてしまったのかあああぁぁぁ!?)
風呂上がりなので、ことさら暑く汗が噴き出してくる。さらに今夜はエアコンなしで寝るのかと思うと冷や汗まで出てきた。室外機を蹴飛ばそうかとも思ったが(電化製品は殴れば直ると思っている原人のワシ)、私物ではないのでそこはぐっとこらえて、仕方がないので窓もドアも全開にして、汗を拭きながらしばらくネットをしていた。
その間に思ったのは、現代文明のもろさと、軟弱になった自分のことだった。以前はエアコンなんてなかったけど、それでもなんとかなっていたのに、いまのこの不快感はなんだ。隣のローソンに涼みにいこうか。それとも、もう一度冷たいシャワーでも浴びてこようか。そう考えながらためしにもう一度、エアコンのスイッチを入れてみた。ブワ〜ン(お!もしや!)、吹き出し口に手をかざしてみると明らかに冷たい。急いで外に出てみると室外機が動いている!(な、なおった!みたい・・・)
いつまた壊れるかわからないので、リモコンはしばらくいじらないことにした。設定温度28度だ。いや〜涼しい〜♪快適カイテキ♪ ノド元過ぎればナントやら、ゴキゲンにネットサーフィンだ(仕事はどうした)。いい加減なものである。
「壊れたエアコンのスイッチを入れたら涼しい風は出てきますか?」
「いやー来んでしょうなー、エアーコンディショナー」お後がよろしいようで。
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