(2007米)★★★★★5点
アメリカで暗躍するアジア系裏社会の抗争を背景に、伝説の殺し屋(ジェット・リー)と、FBI捜査官(ジェイソン・ステイサム)が過激に衝突するサスペンスアクション。
話は単純とおもいきや、終わりに近づくにつれて徐々に謎が明らかになってきたと思ったら、大どんでん返しにビックリさせられているのもつかの間、「え?終わりなの?」。。。スタッフロールが流れて、ハイ終わりです。
みどころは、ヤクザをはじめ日本っぽいところがたくさん出てくるわけですが、とにかくこれがおかしい。変。笑える。気がついただけでも、日本人のはずの人々の日本語が変(聞き取れない)。クラブ「零」でサイコロ賭博や女体盛りしてて違和感タップリ。料亭らしき店の名は「ティーハウス白湯(さゆ)」(座敷には鎧兜や刀がたくさん飾ってある)。それらクラブ、料亭、ヤクザの事務所(モータース)などにやたら垂れ幕や看板、掛け軸などが掛かっていて、ことごとく変な日本語。
「主人」「馬鹿ほど怖いものはない」「柳雪折れなし」...意味不明
「弱肉強食」「下手の横好き」「掃き溜めに鶴」「疑心暗鬼を生ず」
「俯仰天地 に愧じず」(なぜか“に”の前が空いている)
「治に居て 乱を忘れず」などなど、書体がことごとく明朝体で細いのも変。
ヤクザの娘のテーブルの前にはちょっと場違いな「張り子の招き猫」
他にもおかしなところがいっぱいで、本編そっちのけで観ていてもきっと飽きないはず。そんな中、日本刀がぶつかりあう音がたいへんリアルでした。+0点。
二大アクションスターを起用したのにちょっともったいない出来でしたね。
0 件のコメント:
コメントを投稿