用務員ぢょんたが日々勝手なことを書き綴っています。
[用務員日誌TOP

2008/06/18

ダガーだがぁ(三河弁)


先日のアキバの事件の翌日、2ちゃんねるに「今から池袋に行って100人ぶっ殺す もうすべてが嫌になった 俺もやる」などと書き込みをして、すぐさま御用になった男がいる。浜松市の29歳無職だ。静岡県民は世の中に不満を持っているヤツが多いのか。それにしてもIPアドレスだけで簡単に個人が特定できてしまうものなのですね〜。コワイわ。書いたヤツもあほでんなぁ、なにも自宅のパソコンから書かなくったっていいと思うぞ。

一方では、同じ秋葉原の事件を受けて、ヤフオクで「ダガーナイフ」の出品・販売を禁止したそうだ。他にも武器にあたるようなものの扱いも禁止だ。しかしちょっと待ってほしい、「それがあるから殺りたくなる」のだろうか? それとも「殺りたくなったから手に入れた」のか。

そもそもダガーナイフより刃渡りの長い、切れ味のよさそうな包丁がその辺の金物屋や100均にだって売っている。おそらくYahooは“厄介ごとはごめんだ”というのと「しっかり対応してますよ」という点数稼ぎなのだろう。

だいたい包丁を使用した殺傷事件や、バットで人を殴ったりする事件はときどき起こる。しかしそれらの凶器が販売禁止になんてならない。なぜか! それは、そもそもそれが“武器”ではないからだ。人を傷つけるための道具ではないのだ。だからそういう事件を耳にしても、台所に包丁があっても、まともな人は自分もやってみようとは思わない。(そういうことをする人間はそもそもまともじゃないけど)

ところが“武器”は違う。軍用のナイフや拳銃などを手にすると、人(一部の)は心が揺れたり燃えたりするのだ。「これで何かを刺してみたい」「この銃で撃ちまくったらさぞスッキリするだろう」などと、心の奥で悪魔がささやくのだ。普段の生活に不満を持っている人はなおさらだろう。

現代社会で生きる我々には要らないものだ。探検家や登山家でもない限り「ダガーナイフ」なんて必要ないだろう(アウトドアのレジャー用には果物ナイフがあればいい)。だから、そういった武器は、せいぜい規制すべきだとワシも思う。銃が持てない国だからこそ凶悪犯罪が少ないのだ。そういうのは映画の中だけで十分満足だ。

てゆうか、カッコいいなーおい、コンバットタイプ。

0 件のコメント: