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2008/06/10

パンズ・ラビリンス

(2006米/スペイン/メキシコ)★★★★★★★7点


1944年、内戦終結直後のスペインでは、まだゲリラとフランス軍が戦っていた。その駐屯地に身重の母とともにやってきた少女が体験する摩訶不思議な物語。ラビリンスというくらいなのでファンタジーかと思いきやとんでもない。戦争ものといっても過言ではないほど、軍事色の濃い映画です。

とにかく目を背けたくなるほど“痛い”場面が多いです。迷宮や登場するキャラもおどろおどろしい雰囲気があり「これはホラーか」と思うほどシュールなので、小さいお子供さんには観せないほうがいいかと思います。第79回アカデミー賞 撮影賞 美術賞 メイクアップ賞も納得の映像です。

過酷な現実と幻想的な世界の狭間、薄れゆく意識の中で少女が見たものは・・・

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