2008/06/27
社 わけワカメな街
晩飯を食べに日高屋(中華食堂)へいった。カウンター席に座り注文を取りにくるのを待っていると、後から来た小柄な老人が隣に座った。ホームレス風のそのおじいさんは、よほど腹が減っているのか、店員が待ちきれない様子で、腰を降ろすやいなや呼び鈴を鳴らして注文していた。「中華そば(大盛り)と半チャーハンのセット」だ。
...大盛り? やはり空腹だったのだ。ここの店は標準でもボリュームがある。しばらくすると料理はほぼ同時に運ばれてきて、そう、ワシが半分くらい食べたころだろうか、その老人は汚れたショルダーバッグやら傘や新聞やらを手に持ち身支度を始めた。(おいおい早いな、もう食ったのかよ)ふと見ると、チャーハンは少し、中華そばにいたってはほとんど手つかず、3分の1も減ってないではないか!
会計を済ませヨタヨタと出て行く老人を横目で見ながら、不景気とはいっても相変わらずの飽食の街なのかもしれないと思いながら、中華そばのスープをほとんどすすってしまったワシだった。(普段は半分くらいしか飲まない)
ちなみにこの店のメーニューもショーウィンドウの蝋細工もだましで、中華そばにはチャーシューが1枚しか入っていない(アメリカなら訴えられるところだ)。もっとも、150メートルほど離れたところに同じのれんの店があり、その日高屋の中華そばは390円、ここは290円と100円も違うので許すことにしよう。
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1 件のコメント:
そのひとは実はミシュランかあるいは大金持ちのグルメで、一口食べて「なんじゃ、このねっとりとしたラードは。豚もあの世で泣いておるわい」とかつぶやいて、いってしまったのでしょう。
となりで汁を一滴残さず飲み干し、見本が詐欺だと思っているにもかかわらず、100円の差に黙ってしまうやからとはえらい違いだ^^
それにしても290円は安い、安すぎる!しかも♪砂漠のような東京で〜あなた一人のしもべとなって~♪(奥村チヨ)
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